お線香について詳しく知りたい!
2018.2.2.(金)
正しくお仏壇に向かいお線香をお供え出来ておりますか?
お線香の差し上げ方は宗派によって異なります。
ご自身の宗派と旦那様、奥様のお家の宗派の作法だけでも知っておけば恥をかくこともありませんし、
きっと褒められることがあると思います!是非、覚えてください!
まずお線香とはどんな意味があるのかご存知ですか?
意味として2つあります。
★ 己の身と心、その場を清める
★ 仏様にいい香りを供養する
が有ります。
仏様のお食事はお線香のいい香りを召し上がるとされております。
さて、正しいお線香の本数を見ていきましょう。
浄土宗 1~3本
香炉の中心に立てます。複数の場合も中心に寄るようにします。
浄土真宗 1本
1本を2~3本に折り横に寝かせて置きます。
禅宗(曹洞宗)1~3本
香炉の中心に立てます。複数の場合も中心に寄るようにします。
天台宗 3本
1本は手前側、2本は奥側に立てます。
真言宗 3本
1本は手前側、2本は奥側に立てます。
日蓮宗 1本
香炉の中心に立てます。複数の場合も中心に寄せます。
臨済宗 1本
香炉の中心に立てます。複数の場合も中心に寄せます。
このように宗派によって異なりますので注意しましょう!
補足として
なぜ、天台宗と真言宗は3本立てるのかと言いますと意味があります。
三宝=「仏・法・僧」
三世=『過去・未来・現在』 を表しています。
関係ありませんが、ブッポウソウという野鳥がいるみたいです。知りませんでした!笑
あと最後におリンを必ずチーンと鳴らす方が多いと思いますが、実は毎回鳴らさなくてもいいのです。
お寺様がお経をお読みになる際には使用しますが、私たちがお線香を差し上げる時でしたらチーンと鳴らさずに
手を合わせるだけで十分なんです。