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お彼岸とは?

2017.3.12.(日)

今日からお彼岸に入りますが、「お彼岸」というものをよくご存知で御座いますでしょうか?

お彼岸とは、サンスクリット語の「波羅密多」から来たものといわれ煩悩と迷いの世界である「此岸」(しがん)にある者が、「六波羅蜜」(ろくはらみつ)の修行をする事で悟りの世界すなわち「彼岸」(ひがん)の境地へ到達することが出来るというものです。

春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を「彼岸」と呼び、この期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことが出来ると考えられていたのが、お彼岸の本来の意味です。

阿弥陀経(あみだきょう)というお経に、

「これより西方、十万憶の仏土を過ぎて世界有り、名けて極楽と日う」

この意味は、極楽浄土=彼岸を、西の方角で表すということです。

つまり、1年の中で春分と秋分だけ、真東から太陽が昇り、真西に沈むので(西の方角)極楽浄土は西にありますよ、ということで、

「彼岸の日」

と呼ぶようになりました。

春彼岸 : 毎年3月の春分の日をはさんで前後3日合計7日間
秋彼岸 : 毎年9月の秋分の日をはさんで前後3日合計7日間

~ 2017年 春のお彼岸の日程 ~
彼岸入り:3月17日
お中日 :3月20日(春分の日)
彼岸明け:3月23日

~ 2017年 秋のお彼岸の日程 ~
彼岸入り:9月20日
お中日 :9月23日(秋分の日)
彼岸明け:9月26日

それぞれの初日を「彼岸の入り」、終日を「彼岸のあけ」といい、春分の日・秋分の日を「お中日」といいます。

それでは、お彼岸を迎える際にはどのような準備をしなけらばならないのか?ですが、

まずはお仏壇の掃除からしましょう。普段のお手入れに加えて、さらに念入りに綺麗にしてあげましょう!

お仏壇は特に彫刻の部分や、角に埃が溜まりやすいので、ハタキや固く絞った雑巾でお掃除して差し上げますと良いでしょう。

お掃除が終わりましたら、果物や御菓子などの他、精進料理をお供えします。

お仏壇が終わりましたら、墓地へ行ってお墓参りをしましょう。
いつも以上にピカピカにしたらご先祖様も喜んでくれる事で御座いましょう。

ちなみにですが、、、

春は牡丹の花にちなんで「牡丹餅」と言いい、秋は萩の花にちなんで「お萩」と書きます。

菩提寺によってはお彼岸の時期に「彼岸会」と言ってお寺に遺族の方々がお集まりになられて、故人を追善供養するというのが、年間行事の中でもお盆や施餓鬼会などが御座いますが、頻繁に行われるのが彼岸会と言われております。

彼岸会では、故人の追善供養に合わせて、六波羅蜜(ろくはらみつ)の教えを会得するというとても大切な行事になっております。

ちょっと難しい説明になってしまいましたが、お分りいただけましたでしょうか?
お彼岸というのは平安時代の頃からずっと日本人が行ってきた文化です。墓前やお仏壇の前で手を合わせ、目を閉じ心の中でご先祖様に話しかけるという、誰にも言えないことでも心の中で話すと何か自分の中で変わることもあります。

もしよろしければ、お彼岸中に太陽の沈む西を向いて手を合わせてみてはいかがでしょうか。