お仏壇の購入の際の注意点
2020.2.6.(木)
こんにちは。
お仏壇をお探しの方に是非読んで頂きたいです。
お仏壇を設置するにあたり、まずは置く場所を決めましょう。
・お家の神様が宿るところで知られている床の間
・家族が集まるリビングまたはダイニング
・戸建ての方で1階ではなく2階の部屋(お仏壇の上には何もないのが理想的です)
お仏壇を設置する場所は限られており、なるべく生活動線に支障が出ないところを選びましょう。
陽の光を避け、水場から遠いところに設置するのが好ましいです。仏壇は家具と同様に湿気があればカビます。陽が常に当たれば、色あせます。注意しましょう。
それと、今の仏壇のほとんどは家庭用電源から明かりをつけますので、自宅内のコンセントの近くの方が配線がとても簡単です。
設置する場所が決まったら、次は仏壇の大きさを選びます。仏壇には次の種類に分けられます。
・従来型台付き仏壇
・従来型上置き仏壇
・家具調台付き仏壇
・家具調上置き仏壇(ミニ仏壇も含む)
従来型とは…お寺の山門を見立てた扉と障子扉があり中には須弥壇と様々な装飾が施された格式高いお仏壇です。
家具調とは…従来型の仏壇をベースに、家の家具と合うように設計デザインされた近年増え続けているスタイルです。お仏壇の写真はこちらです→https://mon1010.com/obutsudan/
実際に仏壇を設置したイメージを膨らませることが大切です。本来であれば座った状態でお参りをしますが、椅子に座ってお参りされる方もいらっしゃいます。椅子に座った時の目線から御本尊様とご先祖様を見下さないよう気をつけましょう。
最後に方角です。
結構お客様でも悩まれますが、これには東面西座説や南面北座説といった仏壇の前に座った時に東に向くのか南に向くのかというものです。特に各宗派のお寺様による指示がなければ気にされなくて大丈夫です。
しかし、神棚と向かい合わせにしたり、床の間と向かい合わせにするのはNGとされております。
以上がお仏壇の購入時に気をつけなければならない項目です。
弊社ではお仏壇のご配達時にお客様と一緒に向きや場所についてお話しながら決めて行きますので、お仏壇の大きさだけのイメージを持ってご来店いただけますと非常に助かります。
ありがとうございました。
(株)文珠堂 日暮