お位牌に関するQ&A
Q.白木の位牌から本位牌にはいつまでに書き変えしたらいいのか?
A.49日法要までにすると良いでしょう。また、49日法要と同時に行っても良いでしょう。
Q.戒名って何に使うの?
A.ご戒名は故人が亡くなられて極楽浄土に登って行かれる際に必要という、こちらの世界のお名前になります。多くあるのが生前のお名前から一文字とって〇〇信士、〇〇信女、〇〇大居士、〇〇大姉などのご戒名が御座います。
Q.代々続く家だから自宅にたくさん位牌があるのですが、一つにまとめることってできませんか?
A.お仏壇の中のお位牌を一つにまとめる方法は繰り出し位牌というお位牌に魂を移し変えることが可能です。例えば、10本のお位牌が御座いましたら全て繰り出し位牌の中にある札板10枚に書き、または彫り写し1つにまとめることが可能です。その際は1枚目の札板に「〇〇家先祖代々之霊位」または、「倶会一処(ぐえいっしょ)」と記すことによって、ご先祖様が一同に会するということになります。
Q.夫婦で位牌を作れますか?
A.2霊彫りと申しまして、例えばご夫婦の方やご兄弟の方など1つのお位牌に並んでご戒名を彫り入れることが可能です。また、いずれ自分が一緒になりたいということから、2霊彫りを予定して1霊のみ掘られる方もいらっしゃいますので、ご希望の際はお申し付けくださいませ。
Q.位牌はどこに置いたらいいの?
A.お位牌は基本的に日本仏教の中ではご本尊様と一緒にお仏壇の中でお祀りすることがずっと昔の江戸時代から現世まで伝えられております。お仏壇の中のご本尊様の右に置き、1段下がってご飯やお水、御供物などを目には見えませんが日本人としての心は受け継いで行かれるべきで御座いますので是非ともお仏壇の中にお祀り下さい。
Q.それぞれ値段が違うけど何が違うの?
A.お位牌もお仏壇と同じように材質、デザイン、大きさによって大きく変わってまいります。
材質・・・黒檀や紫檀、塗位牌(ヒノキ)、家具調位牌
デザイン・・・春日、蓮付春日、勝美、角切葵、千倉、上等猫丸、蒔絵、など。
大きさ・・・3寸~約6寸
Q.大きさはご先祖様に合わせて作ったほうがいいの?
A.本来であればご本尊様よりも高く祀ってはいけませんので、少し下げたものをお作りになると良いでしょう。また、以前からお位牌がある場合には、そのお位牌と同じ高さが1番良いと思います。
Q.法名と戒名の違いは何ですか?
A.法名は、仏門に帰依した方が頂く名(浄土真宗)であり、戒名は仏弟子となったことを表している名(浄土真宗以外)で御座います。